自家用発電設備のディーゼル機関
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.35の問題です。論点は「非常電源・自家発電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
自家用発電設備のディーゼル機関に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.軽負荷時でも燃料の完全燃焼が得られやすい。
解き方
- ディーゼル機関は,圧縮して高温にした空気に燃料を噴射して自然着火させる往復動機関である。軽負荷で長時間運転すると燃焼室の温度が上がらず,不完全燃焼による未燃焼燃料やカーボンの付着(ウェットスタック)が起こりやすい。
- したがって,軽負荷時でも完全燃焼が得られやすいとした4が不適当である。ガスタービンは連続燃焼なので,軽負荷でも燃焼が安定している。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。ピストンの往復運動で動力を得るので,回転運動のガスタービンに比べて振動が大きく,防振装置が必要になる。
- 2.適当。点検整備や分解整備を設置場所で行える。ガスタービンは工場に持ち帰って整備することが多い。
- 3.適当。燃料には軽油やA重油が用いられる。
- 4.不適当。軽負荷では不完全燃焼を起こしやすい。
引っかけ:軽負荷運転に弱いのはディーゼル機関。ガスタービンとの比較(振動・冷却水・燃焼空気量・整備場所)で問われやすい。
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論点ページ:非常電源・自家発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する