平成29年度 No.33論点:受変電設備重要度 A配点 1点未着手

キュービクル式高圧受電設備(JIS)

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.33の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

キュービクル式高圧受電設備に関する記述として,「日本工業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.一つの開閉装置に接続する高圧進相コンデンサの設備容量は,自動力率調整を行う場合,300kvar以下とする。

解き方

  1. JIS C 4620(キュービクル式高圧受電設備)は,主遮断装置・変圧器・コンデンサなどの機器の構成,保護装置,換気などを定めている。
  2. 高圧進相コンデンサを自動力率調整で開閉する場合は,開閉の頻度が多くなるので,一つの開閉装置に接続するコンデンサの設備容量は300kvarより小さい値に抑えられている。300kvar以下とした2が不適当と判断できる。
  3. ほかの記述(変圧器300kV·A以下の高圧カットアウト,300Vを超える低圧引出し回路の地絡遮断装置,500kV·Aを超える場合の機械換気)は同規格の規定のとおりである。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。変圧器容量が300kV·A以下であれば,変圧器の開閉装置に高圧カットアウトを使用できる。
  2. 2.不適当。一つの開閉装置に接続するコンデンサの容量は300kvarより小さい値に抑えられている。
  3. 3.適当。300Vを超える低圧の引出し回路には地絡遮断装置を設けるが,停電させると支障のある防災用・保安用電源などは警報装置に代えられる。
  4. 4.適当。換気は自然換気を原則とし,変圧器容量の合計が500kV·Aを超えて発熱が大きい場合は機械換気としてもよい。
引っかけ:300kV·A(変圧器と高圧カットアウト)の数値と,コンデンサの容量の数値を混同させている。数値がそろって出る問題は「どの機器の数値か」を確かめる。
現行法令との関係:「日本工業規格(JIS)」は、2019年7月の法改正(工業標準化法 → 産業標準化法)で「日本産業規格(JIS)」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.33。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する