分岐幹線の過電流遮断器の省略
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.31の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す電動機を接続しない分岐幹線において,分岐幹線保護用過電流遮断器を省略できる分岐幹線の長さと分岐幹線の許容電流の組合せとして,「電気設備の技術基準とその解釈」上,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:4.長さ11m 許容電流120A
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈第148条(低圧幹線の施設)では,幹線から分岐する分岐幹線の分岐点の過電流遮断器は,次のいずれかなら省略できる。分岐幹線の許容電流が幹線保護用過電流遮断器の定格電流の55%以上の場合は長さに関係なく,35%以上の場合は長さ8m以下,それ未満の場合は長さ3m以下のとき。
- 図の幹線保護用過電流遮断器は200Aなので,55%は110A,35%は70Aである。
- 長さ11mで許容電流120A(110A以上)の4が適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。60Aは35%(70A)未満なので,長さ3m以下でなければ省略できない。
- 2.不適当。65Aも70A未満なので,長さ3m以下でなければ省略できない。
- 3.不適当。100Aは35%以上だが,9mは8mを超えるので55%(110A)以上が必要である。
- 4.適当。120Aは55%以上なので長さの制限はない。
引っかけ:3m以下は無条件,35%以上で8m以下,55%以上なら長さ制限なし。長さと許容電流の両方を確かめる。
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論点ページ:構内配電・屋内配線の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する