3心ケーブルの作用静電容量
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.24の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地中配電線路に用いる図のような3心ケーブルにおいて,導体1条当たりの静電容量C〔μF〕を表す式として,正しいものはどれか。
ただし,Cs〔μF〕は導体と金属シース間,Cm〔μF〕は導体相互間の静電容量とする。

解答欄
正解
正解:3.C=Cs+3Cm〔μF〕
解き方
- 3心ケーブルでは,各導体と金属シースの間にCs,導体相互間にCmがある。導体相互間のCmは3つの導体の間に△形に接続されている。
- △接続の静電容量をY接続に換算すると,1相当たり3Cmとなる(静電容量のリアクタンスは容量に反比例するので,インピーダンスの1/3は容量の3倍に当たる)。
- このY換算の3Cmとシースとの間のCsは並列になるので,1条当たりの作用静電容量はC=Cs+3Cmで,3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。△→Y換算では容量が1/3ではなく3倍になる。
- 2.誤り。3倍するのはCsではなくCmである。
- 3.正しい。C=Cs+3Cmである。
- 4.誤り。Csはそのまま並列に加わり,Cmは3倍になるので,係数が逆である。
引っかけ:△結線の容量をY結線に換算すると3倍(インピーダンスは1/3)になる。抵抗の△→Y換算(1/3)と取り違えない。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する