変電所の機器
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.18の問題です。論点は「変電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所で用いられる機器に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.負荷時タップ切替器は,負荷電流が流れている状態で段階的に無効電力を調整する。
解き方
- 負荷時タップ切替器は,変圧器に負荷電流を流したままタップを切り替えて巻数比を変え,二次側の電圧を段階的に調整する装置である。
- 無効電力の調整は,電力用コンデンサ・分路リアクトル・同期調相機・静止形無効電力補償装置(SVC)などの調相設備の役割なので,無効電力を調整するとした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。負荷時タップ切替器が調整するのは電圧(変圧比)である。
- 2.適当。計器用変圧器(VT)・変流器(CT)は高電圧・大電流を計器や継電器で扱える電圧・電流(一般に二次110V・5Aなど)に変成する。
- 3.適当。接地開閉器は,回路を開いた後に閉じて線路を接地し,残留電荷を放電させるとともに誘導電圧から作業者を守る。
- 4.適当。断路器は負荷電流を開閉できないので,遮断器で回路を開いた後の無負荷状態で開閉し,作業時の回路の切離しに用いる。
引っかけ:タップ切替は「電圧」の調整。無効電力は電力用コンデンサ・分路リアクトルなどの調相設備で調整する。断路器は「無負荷で開閉」も頻出。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.8母線保護の継電方式
令和8年度 No.15変電所の開閉機器と調相設備
令和7年度 No.8変電所の母線方式と機器
令和6年度 No.8変電所の保護継電器
令和6年度 No.15ガス絶縁開閉装置(GIS)の特徴
論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する