平成29年度 No.19論点:電力系統重要度 A配点 1点未着手

電力系統の保護

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.19の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

電力系統の保護に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.再閉路方式は,停電時間を短くするものであり,主に地中送電系統で使用される。

解き方

  1. 再閉路方式は,故障区間を遮断器で切り離した後,一定時間をおいて自動で再投入して送電を回復させ,停電時間を短くする方式である。雷によるがいしのフラッシオーバのように,アークが消えれば絶縁が回復する一時的な故障に有効である。
  2. 地中送電線(ケーブル)の故障は絶縁体の破壊による永久故障が多く,再閉路すると被害が広がるので,一般に再閉路は行わない。主に地中送電系統で使用されるとした2が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。主保護継電器は,故障区間を最も速やかに,最小の範囲で切り離すための保護である。
  2. 2.不適当。再閉路は主に架空送電系統で使用される。
  3. 3.適当。後備保護継電器は,主保護が動作しない場合や遮断器の不動作に備え,時間をおいて動作して故障を除去する。
  4. 4.適当。距離継電器は故障時の電圧と電流からインピーダンス(故障点までの距離に比例)を測り,保護範囲の内か外かを判断する。
引っかけ:ケーブルの絶縁破壊は自然に回復しないため,地中送電線では再閉路を行わないのが一般的である。再閉路は「架空送電線の一時故障」向け。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する