令和5年度 前期 No.28論点:樹木の規格・植栽基盤の調査重要度 A配点 1点未着手

株立物の樹高と幹周の判定(3本立)

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.28の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

設計図書で樹高3.5m,幹周0.19m,株立数3本立以上と指定されている場合,下図に示す樹木の「樹高(H)」及び「幹周(C)」について,「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に基づく判定として,適当なものはどれか。

根巻きした3本立の株立樹木の図。根鉢の上端から各幹の高さをH1,H2,H3で示し,根鉢の上端から1.2mの高さに3本の幹の幹周測定位置(○印)C1,C2,C3がある。H1:3.8m,H2:4.0m,H3:2.6m,C1:0.08m,C2:0.12m,C3:0.05m。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 「樹高」は設計値を満たしているが,「幹周」は設計値を満たしていない。

解き方

  1. 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)では,3本立以上の株立物の樹高は,指定株立数について過半数が所要の樹高に達し,他は所要の樹高の70%以上に達していればよい。H1=3.8m,H2=4.0mの2本が3.5m以上で過半数を満たし,H3=2.6mは3.5×0.7=2.45m以上なので,樹高は設計値を満たす。
  2. 幹が2本以上の幹周は,各幹の周長の総和の70%とする。(0.08+0.12+0.05)×0.7=0.25×0.7=0.175mで,設計値0.19mに満たない。
  3. よって,(2)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。幹周は0.175mで,設計値0.19mを満たしていない。
  2. (2)適当。樹高は過半数が3.5m以上で他も70%以上なので満たし,幹周は0.175mで満たさない。
  3. (3)適当でない。樹高は設計値を満たし,幹周は満たしていない。
  4. (4)適当でない。樹高は規格基準の株立物の規定により設計値を満たしている。
引っかけ:株立の幹周は「総和×0.7」。総和0.25mのまま判定すると誤って合格にしてしまう。

同じ論点の過去問

令和5年度 前期の前後の問題

2級造園施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する