令和元年度 前期 No.32論点:樹木の規格・植栽基盤の調査重要度 A配点 1点未着手

株立樹木の樹高・幹周の判定

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.32の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

設計図書で樹高3.0m,幹周0.15m,株立数3本立以上と指定されている場合,下図に示す樹木の「樹高(H)」及び「幹周(C)」について,「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に基づく判定として,適当なものはどれか。

根鉢の付いた3本立の株立樹木の側面図。根鉢の上端から各幹の樹冠の頂端までの高さがH1(左の低い幹),H2(中央のいちばん高い幹),H3(右の幹)として示されている。根鉢の上端から1.2mの高さの位置に,3本の幹それぞれの幹周測定位置(○印)があり,左からC1,C2,C3の引出し線がある。凡例「○:幹周測定位置」。
樹高H1:2.8mH2:3.6mH3:3.4m
幹周C1:0.06mC2:0.09mC3:0.07m

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 「樹高」と「幹周」ともに設計値を満たしている。

解き方

  1. 樹高:公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)では、3本立以上の株立物は、指定株立数について過半数が所要の樹高に達し、他は所要の樹高の70%以上に達していればよい。設計値3.0mに対してH2:3.6m、H3:3.4mの2本(3本の過半数)が達し、H1:2.8mも3.0×0.7=2.1m以上なので、樹高は満たしている。
  2. 幹周:幹が2本以上の樹木は、おのおのの周長の総和の70%を幹周とする。(0.06+0.09+0.07)×0.7=0.22×0.7=0.154mとなり、設計値0.15m以上なので、幹周も満たしている。株立数も3本立で指定を満たす。よって(1)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。樹高は3本中2本が3.0m以上で他も2.1m以上、幹周は0.154mで、ともに設計値を満たす。
  2. (2)適当でない。幹周は総和0.22mの70%で0.154mとなり、設計値0.15mを満たしている。
  3. (3)適当でない。樹高は3本の過半数が3.0m以上に達しているので、設計値を満たしている。
  4. (4)適当でない。樹高・幹周ともに設計値を満たしている。
引っかけ:株立の幹周は「総和の70%」、樹高は「過半数が所要の樹高、他は70%以上」。最も高い1本や平均値で判定しない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する