工期と建設費の関係(ノーマル・クラッシュ・最適工期)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.30の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す工期と建設費との一般的な関係に関する次の記述の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
「建設費は,直接費と間接費で構成される。間接費は,一般に,( A )で最小になり,( B )で最大になる。また,直接費と間接費を合わせた総建設費が最小となる点Mに対応する工期を( C )と呼ぶ。」

解答欄
正解
正解:(4) (A) クラッシュ・タイム ― (B) ノーマル・タイム ― (C) 最適工期
解き方
- 工期を短くするほど、残業や機械・人員の増加で直接費は増え、工期を長くするほど現場管理費などの間接費は増える。図でも間接費は(A)で最小、(B)で最大になっている。
- 工期をこれ以上短縮できない限界の工期をクラッシュ・タイム(特急時間)、通常の方法で最も経済的に施工できる工期をノーマル・タイム(標準時間)という。図の(A)はクラッシュ・タイム、(B)はノーマル・タイムである。直接費と間接費の合計(総建設費)が最小となる点Mに対応する工期を最適工期という。よって(4)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。間接費が最小になるのはクラッシュ・タイムであり、(C)は最適工期である。
- (2)適当でない。(A)はクラッシュ・タイム、(B)はノーマル・タイムである。
- (3)適当でない。(C)は最適工期である。
- (4)適当。(A)クラッシュ・タイム、(B)ノーマル・タイム、(C)最適工期である。
引っかけ:直接費は工期を縮めるほど増え、間接費は工期を延ばすほど増える。合計が最小の工期が最適工期。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.25人力床掘りの歩掛と所要日数
令和8年度 前期 No.26経済的な工程計画の留意事項
令和8年度 前期 No.27ネットワーク式工程表(作業短縮と全体工期)
令和7年度 後期 No.26直接工事費・間接工事費と工期
令和7年度 後期 No.27ネットワーク式工程表のクリティカルパス
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する