ヒストグラムの見方(規格値との関係・ふた山)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.40の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示すヒストグラム(A),(B)に関する次の(イ),(ロ)の記述について,正誤の組合せとして,適当なものはどれか。
(イ)(A)は,将来,少しの変動でも規格値を外れるものが出る可能性があり,注意が必要である。
(ロ)(B)は,山が2つあるが,分布が規格値内におさまっており,良好である。

解答欄
正解
正解:(2) (イ) 正 ― (ロ) 誤
解き方
- (イ)ヒストグラム(A)は、分布の両端が下限規格値・上限規格値にほとんど接していて余裕がない。工程が少し変動するだけで規格値を外れるものが出るおそれがあり、注意が必要である。正しい。
- (ロ)ヒストグラム(B)のように山が2つある分布は、平均値の異なる2つの母集団(材料・機械・作業者・作業方法など)のデータが混ざっていることを示している。規格値内にあっても原因を調べる必要があり、良好とはいえない。誤りである。よって(2)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(ロ)の山が2つの分布は異なるデータの混入を示し、良好とはいえない。
- (2)適当。(イ)は正しく、(ロ)は誤りである。
- (3)適当でない。(イ)は規格値との余裕がなく注意が必要なので正しい。
- (4)適当でない。(イ)は正しい。
引っかけ:ヒストグラムは「規格値との余裕」と「分布の形(ふた山・離れ小島・絶壁)」の両方を見る。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.29工種・品質特性・試験方法の組合せ
令和7年度 後期 No.24デミング・サークル(PDCA)の各段階
令和7年度 後期 No.28ヒストグラムの読み方(規格値とゆとり)
令和7年度 後期 No.29工種・品質特性・試験方法の組合せ
令和7年度 前期 No.29工種・品質特性・試験方法の組合せ
論点ページ:品質管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する