樹木の病害(ソメイヨシノのてんぐ巣病)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.4の問題です。論点は「樹木の病害虫」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の記述の症状を示す樹木の病名として,適当なものはどれか。
ソメイヨシノの枝の一部がふくらんでこぶ状となり,その付近から小枝が多数ほうき状に伸びる。
解答欄
正解
正解:(3) てんぐ巣病
解き方
- てんぐ巣病は、カビ(菌類)の一種が寄生して、枝の一部がこぶ状にふくらみ、そこから細い小枝が多数ほうき状(鳥の巣状)に密生する病気である。ソメイヨシノに多く、発生した枝には花が咲きにくい。よって(3)が適当である。
- 防除は、休眠期に病巣の枝をこぶの下から切り取って焼却し、切り口に癒合剤を塗る。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。うどんこ病は葉や新梢が白い粉をまぶしたようになる病気である。
- (2)適当でない。こぶ病は枝や幹にこぶができる病気で、小枝がほうき状に密生する症状は示さない。
- (3)適当。こぶ状の部分から小枝がほうき状に伸びるのは、ソメイヨシノのてんぐ巣病の症状である。
- (4)適当でない。もち病はツツジ類の新葉や花が肥厚して、もち状にふくれる病気である。
引っかけ:「小枝がほうき状」=てんぐ巣病、「白い粉」=うどんこ病、「葉がもちのようにふくれる」=もち病。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.5樹木の病気(病斑上に小黒点を生じる病気)
令和7年度 後期 No.5芽や葉に群生して吸汁する害虫
令和7年度 前期 No.5吸汁性害虫とすす病
令和6年度 後期 No.5樹木の病害(ビロード状の膜で枝枯れ)
令和6年度 前期 No.5幹の内部を食害する害虫
論点ページ:樹木の病害虫の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する