工事の建設費と工期(直接費・間接費)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.35の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工事の建設費と工期との関係に関する次の記述の(A),(B)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
工事の建設費は,直接費と間接費により成り立っている。( A )は( B )等の費用を含み,一般に作業速度を経済速度以上に速めると,工期の短縮に伴って( A )は増加する。
解答欄
正解
正解:(1) (A) 直接費 ― (B) 機械運転費
解き方
- 工事の建設費は直接費と間接費からなる。直接費は材料費・労務費・機械運転費など工事に直接かかる費用で、作業速度を経済速度以上に速めると、残業や機械の増加などにより工期の短縮に伴って増加する。
- 間接費は共通仮設費・現場管理費など工期の長さに応じてかかる費用で、工期が短くなると減少する。よって(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。直接費は機械運転費などを含み、工期を短縮すると増加する。
- (2)適当でない。共通仮設費は間接費に含まれる。
- (3)適当でない。工期の短縮に伴って増加するのは直接費であり、機械運転費も直接費である。
- (4)適当でない。間接費は工期を短縮すると減少する。
引っかけ:工期を縮めると「直接費は増え、間接費は減る」。両者の合計が最小になる工期が最適工期。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.25人力床掘りの歩掛と所要日数
令和8年度 前期 No.26経済的な工程計画の留意事項
令和8年度 前期 No.27ネットワーク式工程表(作業短縮と全体工期)
令和7年度 後期 No.26直接工事費・間接工事費と工期
令和7年度 後期 No.27ネットワーク式工程表のクリティカルパス
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する