ネットワーク式工程表(作業短縮と工期)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示すネットワーク式工程表で表される工事において,Cの工事を2日,Dの工事を2日,Fの工事を2日,それぞれ短縮すると,全体工期は何日短縮されるか。
ただし,図中のイベント間のA〜Jは作業内容を,日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(3) 3日
解き方
- 短縮前の各イベントの最早開始時刻を求める。①=0、④=C3日、③=max(B2,ダミー④→③で3)=3、⑤=3+D3=6、②=max(A4,ダミー⑤→②で6)=6、⑥=max(④+E1=4,ダミー⑤→⑥で6)=6、⑧=6+H2=8、⑦=max(②+F3=9,⑤+G1=7,ダミー⑧→⑦で8)=9、⑨=max(⑦+I2=11,⑧+J4=12)=12日である。クリティカルパスは C→D→H→J の12日である。
- C・D・Fを2日ずつ短縮すると、C1日、D1日、F1日になる。④=1、③=max(B2,1)=2、⑤=2+1=3、②=max(4,3)=4、⑥=max(1+1=2,3)=3、⑧=3+2=5、⑦=max(4+1=5,3+1=4,5)=5、⑨=max(5+2=7,5+4=9)=9日になる。
- 全体工期は12日から9日になり、3日短縮される。Cを短縮すると作業Bの経路(B→D→H→J=2+1+2+4=9日)が新たに効いてくるので、Cの短縮分2日がそのまま工期に効くわけではない。よって(3)である。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。短縮後の工期は9日で、短縮は3日である。
- (2)誤り。CとDの短縮で③の最早時刻は2日(B経由)までしか早まらないが、それでも工期は3日短縮される。
- (3)正しい。工期は12日から9日になり、3日短縮される。
- (4)誤り。Cを2日短縮しても③はBの2日で決まるので、4日の短縮にはならない。
引っかけ:短縮後は経路が入れ替わることがある。短縮後のネットワークで最早開始時刻を計算し直す。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する