令和8年度 問題A No.31論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

工程・原価・品質の一般的な関係(図)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.31の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

工程,原価,品質の一般的な関係を示した図の組合せとして,適当なものはどれか。

選択肢ごとに3つのグラフが横に並ぶ。左のグラフは横軸が工程(→はやい)、縦軸が原価(高い↑)。中央のグラフは横軸が品質(→良い)、縦軸が工程(はやい↑)。右のグラフは横軸が原価(→高い)、縦軸が品質(良い↑)。各グラフの原点は0。(1) 左:工程をはやくすると原価は下がり、ある点で最も低くなった後、さらにはやくすると上がる(下に凸の谷形の曲線)。中央:品質を良くすると工程は遅くなり、初めは急に、しだいに緩やかに下がる(下に凸の減少曲線)。右:原価を高くすると品質は良くなり、初めは急に、しだいに緩やかに上がる(上に凸の増加曲線)。(2) 左:工程をはやくすると原価は上がり、ある点で最も高くなった後に下がる(上に凸の山形の曲線)。中央:(1)と同じ下に凸の減少曲線。右:原価を高くすると品質は初めは緩やかに、しだいに急に良くなる(下に凸の増加曲線)。(3) 左:(1)と同じ谷形の曲線。中央:品質を良くすると工程は初めは緩やかに、しだいに急に遅くなる(上に凸の減少曲線)。右:(2)と同じ下に凸の増加曲線。(4) 左:(2)と同じ山形の曲線。中央:(3)と同じ上に凸の減少曲線。右:(1)と同じ上に凸の増加曲線。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) (1) の図

解き方

  1. (1)が適当である。工程と原価:施工速度を上げると単位施工量当たりの原価は下がるが,ある速度(経済速度)を超えて突貫工事にすると,かえって原価は上がる。よって下に凸の谷形の曲線になる。
  2. 品質と工程:品質を良くしようとすると施工速度は遅くなる。品質と原価:原価をかけるほど品質は良くなるが,品質の向上はしだいに頭打ちになる(品質を良くするほど原価は急に高くなる)。よって,横軸に原価をとると上に凸の増加曲線になる。
  3. (2)(4)は工程と原価の関係が山形で誤りである。(3)は原価と品質の関係が下に凸で,原価をかけるほど品質の伸びが大きくなる形になっており一般的な関係と合わない。
  4. 品質と工程の曲線の形(下に凸か上に凸か)は教本によって表し方に幅があるが,工程と原価が谷形で,原価と品質が頭打ちの増加曲線である組合せは(1)だけである。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。工程と原価は谷形,品質を良くすると工程は遅くなり,原価を上げると品質は頭打ちの曲線で良くなる。
  2. (2)適当でない。工程と原価の関係が山形で,原価と品質の関係も一般的な形と合わない。
  3. (3)適当でない。原価と品質の関係が下に凸で,一般的な形と合わない。
  4. (4)適当でない。工程と原価の関係が山形で誤りである。
引っかけ:工程を速くすると原価は下がり,速くしすぎると上がる。品質を良くすると原価は上がり,工程は遅くなる。軸の取り方(どちらが横軸か)に注意する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する