ネットワーク式工程表と山積み(ピーク時の作業員数)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.1の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示すネットワーク式工程表で表される工事において,ピーク時の作業員数が最小となるような配員計画とした場合のピーク時の作業員数として,正しいものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA~Hは作業内容を,日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(1) 6人
解き方
- まず最早開始時刻を求める。経路はB→E→ダミー→H が3+5+2=10日、B→E→G が9日、B→ダミー→D が7日、A→D が5日、C→F→H が6日で、クリティカルパスはB→E→H、工期は10日である。
- 延べ作業員数はA 2×1=2、B 4×3=12、C 2×2=4、D 3×4=12、E 3×5=15、F 3×2=6、G 2×1=2、H 1×2=2で合計55人日である。工期10日では1日平均5.5人となるので、ピークは6人より小さくできない。
- クリティカルパス上のB(1~3日目)、E(4~8日目)、H(9~10日目)は動かせない。Aを1日目、Cを2~3日目、Fを4~5日目、Dを6~9日目、Gを9日目に配置すると、日ごとの人数は1日目6人(A+B)、2~3日目6人(B+C)、4~5日目6人(E+F)、6~8日目6人(E+D)、9日目6人(D+G+H)、10日目1人(H)となる。
- 工期を延ばさずにピーク時の作業員数を6人にできるので、(1)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。延べ55人日を10日で行うので6人未満にはできず、上の配置で6人が実現できる。
- (2)誤り。フロートのある作業をずらせばピークを6人にできるので、7人は最小ではない。
- (3)誤り。8人は、全ての作業を最早開始時刻で始めたときの1日目(A・B・Cが重なる日)の人数であり、最小ではない。
- (4)誤り。9人は、全ての作業を最早開始時刻で始めたときの4日目(D・E・Fが重なる日)のピークであり、最小ではない。
引っかけ:山崩しの下限は「延べ人日÷工期」を切り上げた値である。フロートのある作業(A・C・F・D・G)をずらして平らにする。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する