肥料成分(カリとリン酸)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の(イ),(ロ)の記述に該当する肥料成分の組合せとして,適当なものはどれか。
(イ) 植物体内の新陳代謝をよくし,欠乏時には気孔や水分代謝の調節を欠き,茎葉が軟弱体になる。過多になると,マグネシウムなどの吸収を妨げるので,生育が悪くなる。
(ロ) エネルギー代謝や光合成に重要な働きをし,植物の根の発育を促し,発芽力を旺盛にする。欠乏すると,生育不良で葉色が濃くなり,花芽分化や開花・結実が悪くなる。
解答欄
正解
正解:(2) (イ) カリ ― (ロ) リン酸
解き方
- (イ)はカリ(カリウム)である。カリは気孔の開閉や水分の調節,体内の代謝に関わり,欠乏すると茎葉が軟弱になる。過剰になるとマグネシウム・カルシウムの吸収を妨げる(拮抗作用)。
- (ロ)はリン酸である。リン酸はエネルギー代謝(ATP)や光合成に重要で,根の発育・発芽・花芽分化・結実を促す。欠乏すると葉色が濃い暗緑色になり,開花・結実が悪くなる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ)はカリだが,(ロ)は窒素ではなくリン酸である。
- (2)適当。(イ)カリ,(ロ)リン酸である。
- (3)適当でない。窒素は葉や茎の生長を促す成分で,(イ)にも(ロ)にも当たらない。
- (4)適当でない。(ロ)はリン酸だが,(イ)は窒素ではなくカリである。
引っかけ:窒素=葉肥,リン酸=実肥(花・実・根),カリ=根肥(根・茎を丈夫にし水分調節)。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する