車両系建設機械の安全管理
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.14の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
車両系建設機械の安全管理に関する記述のうち,「労働安全衛生法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) バックホウによる土砂の掘削積込の作業において,労働者が旋回範囲に立ち入る際は,当該労働者がバックホウの運転者に直接合図を行う必要がある。
解き方
- 労働安全衛生規則第158条により、運転中の車両系建設機械に接触して危険が生ずるおそれのある箇所には労働者を立ち入らせてはならない。誘導者を配置し、その者に誘導させるときに限り立ち入らせることができる。立ち入る労働者自身が運転者に合図すればよいとはされていない。よって(1)が誤りである。
- 同規則第156条により、最高速度が10km/hを超える車両系建設機械を用いる作業では、あらかじめ地形・地質の状態等に応じた適正な制限速度を定め、それにより作業を行わなければならない。
- 同規則第152条により、車両系建設機械には前照灯を備えなければならないが、作業を安全に行うため必要な照度が保持されている場所ではこの限りでない。同規則第160条により、運転者が運転位置から離れるときは、バケット等を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかける等の逸走防止措置を講じる。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。旋回範囲など接触の危険がある箇所には労働者を立ち入らせてはならず、立ち入らせるのは誘導者を配置して誘導させるときに限られる。
- (2)正しい。最高速度10km/h超の機械なので、あらかじめ制限速度を定める必要がある。
- (3)正しい。必要な照度が保持されていない場所では前照灯を備えなければならない。
- (4)正しい。運転位置から離れるときはバケットを地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかける。
引っかけ:制限速度を定めるのは最高速度10km/hを超える機械。立入禁止の例外は「誘導者による誘導」。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する