工事の建設費と工期(ノーマル・タイム等)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.4の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工事の建設費と工期に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 経済的に工事を実施するには,短期間に最大限の施工量を確保できるよう,仮設用資材,工具などの反復使用をできるだけ避けるようにする。
解き方
- 経済的に工事を実施するには、合理的な最小限の作業員数を全工期にわたり平均化し、施工用機械設備・仮設用資材・工具などは必要最小限として、できるだけ反復使用する。
- 短期間に最大限の施工量を確保しようとすると、資材や人員の集中が生じて不経済となり、反復使用を避けることも費用の増加につながる。よって(4)が適当でない。
- 工期の短縮に伴い直接費は増加し間接費は減少する。ノーマル・タイムは各作業の直接費が最小となる方法で行った場合の工期、クラッシュ・コストはそれ以上短縮できない工期(クラッシュ・タイム)における直接費であり、いずれも適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。工期を短縮すると直接費は増え、間接費は減る。
- (2)適当。ノーマル・タイム(標準時間)は直接費が最小となる工期である。
- (3)適当。クラッシュ・コストはクラッシュ・タイムで施工するときの直接費で、間接費は含まない。
- (4)適当でない。仮設用資材・工具などは必要最小限とし、できるだけ反復使用するよう計画するのが経済的である。
引っかけ:「反復使用を避ける」「短期間に最大限」は経済的施工の逆。山崩し(平準化)と反復使用が基本である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する