累計出来高曲線と毎日出来高
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図(模式図)は,ある工事の累計出来高に関する予定工程曲線と実施工程曲線を示したものである。これに対応する毎日出来高について,予定工程と実施工程を図に表したものとして,適当なものはどれか。


解答欄
正解
正解:(1) (1) の図
解き方
- 毎日出来高は累計出来高曲線の傾きに当たる。累計出来高曲線の傾きが急な時期ほど毎日出来高が大きい。
- 予定工程(点線)は早く立ち上がり、工期の前半から中ごろに傾きが最大になる。実施工程(実線)は立ち上がりが遅れ、後半に予定工程より急な傾きで追いつき、最後に同じ累計出来高になる。
- したがって毎日出来高の山は、予定工程が早い時期に低く、実施工程が遅い時期に高くなる。また両曲線の終点が同じなので、毎日出来高の曲線の下の面積(総出来高)は等しい。これに合うのは(1)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。予定工程は早い時期に低い山、実施工程は遅れて高い山となり、総出来高も等しい。
- (2)適当でない。実施工程が予定工程より先行する形であり、累計曲線と逆である。
- (3)適当でない。台形の毎日出来高は、累計出来高が中間でほぼ直線になる場合であり、また実施工程が常に多いと総出来高が一致しない。
- (4)適当でない。山の時期が同じで実施工程が常に少ないため、最終の累計出来高が予定工程に届かない。
引っかけ:累計出来高曲線(Sカーブ)の傾き=毎日出来高。遅れて追いつく工程は、後半の毎日出来高が高くなる。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する