ネットワーク式工程表とバーチャート
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.2の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図は,ある工事のネットワーク式工程表を示したものである。この工事をバーチャートで示したものとして,適当なものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Gは作業内容を,日数は作業日数を表す。


解答欄
正解
正解:(2) (2) の図
解き方
- ネットワークの最早開始時刻は、A・B・Cが0日、DはAとB(ダミー②→③)の後なので3日、EはBの後なので3日、FはDとEの後なので7日、GはCとD・E(ダミー④→⑤)の後なので7日である。全体の工期は7+5=12日である。
- (2)はA0〜2日、B0〜3日、C2〜6日、D3〜7日、E3〜6日、F8〜11日、G7〜12日で、すべての作業が先行作業の終了後に始まり、12日で完了する。Cは余裕(トータルフロート3日)の範囲で遅らせ、Fも余裕(2日)の範囲で1日遅らせて描いている。
- (1)はDが4〜8日でGの開始7日より後に終わり、ダミー④→⑤によりD完了後でなければ始められないGと矛盾する。(3)はDがBの終了(3日)より前の2日に始まっている。(4)はFがDの終了(7日)より前の6日に始まっている。よって(2)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。Dの終了が8日となり、D完了後に始まるべきGが7日に始まっている。
- (2)適当。各作業の前後関係を守り、工期12日で完了する。
- (3)適当でない。DがBの終了(3日)前の2日に始まり、ダミー②→③の関係を守っていない。
- (4)適当でない。FがDの終了(7日)前の6日に始まっている。
引っかけ:ダミーは作業の順序関係だけを表す。②→③のダミーでDはBの後、④→⑤のダミーでGはD・Eの後になる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.31工程・原価・品質の一般的な関係(図)
令和8年度 問題A No.34工程計画の計算式(作業可能日数・運転時間率)
令和8年度 問題A No.36ネットワーク式工程表(作業短縮後の工期)
令和8年度 問題B No.1ネットワーク式工程表と山積み(ピーク時の作業員数)
令和8年度 問題B No.3工程図表の特徴(バーチャート・ガントチャートほか)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する