移動式クレーンの作業(定格荷重・事故報告)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.14の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
移動式クレーンの作業等に関する記述のうち,「労働安全衛生法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 移動式クレーンの定格荷重とは,その構造及びジブの傾斜角等に応じて負荷させることができる最大の荷重のことで,フックやバケット等の吊り具の重量に相当する荷重を含めた荷重のことである。
解き方
- 定格荷重は、構造及び材料並びにジブの傾斜角・長さ等に応じて負荷させることができる最大の荷重から、フック・グラブバケット等の吊り具の重量に相当する荷重を控除した荷重である(クレーン等安全規則第1条)。吊り具の重量を含めた荷重は「つり上げ荷重」に近い考え方であり、(1)が誤りである。
- 移動式クレーンの転倒・倒壊・ジブの折損などの事故は、労働者の負傷の有無にかかわらず、遅滞なく報告書(様式第22号)を所轄労働基準監督署長に提出する(労働安全衛生規則第96条)。
- 強風で危険が予想されるときの作業中止はクレーン等安全規則第74条の3、アウトリガーを最大限張り出せない場合の荷重の確認は同規則第70条の5に定められている。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。定格荷重は吊り具の重量に相当する荷重を除いた荷重である。
- (2)正しい。転倒事故は負傷の有無にかかわらず事故報告が必要である。
- (3)正しい。強風で危険が予想されるときは作業を中止する。
- (4)正しい。張り出し幅に応じた定格荷重を下回ることを確認して作業を行う。
引っかけ:定格荷重=吊り具の重量を差し引いた、実際に吊れる荷の重さ。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する