植物に被害をもたらす昆虫の幼虫
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「樹木の病害虫」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
植物に被害をもたらす昆虫の幼虫に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) チャドクガの幼虫は,ツバキ類,サザンカ,チャノキなどを食害する。若齢幼虫は集団で加害し,成長するに従い分散する。幼虫には毒毛があり,これに触れると激しいかゆみや発疹などの症状が出る。
解き方
- チャドクガの幼虫はツバキ類・サザンカ・チャノキを食害し,若齢幼虫は葉裏に並んで集団で加害し,成長すると分散する。毒針毛に触れると激しいかゆみと発疹が出る。(3)が適当である。
- (1)の赤褐色で光沢があり,成長すると紫黒色になる幼虫はモンクロシャチホコの説明である。(2)の触れると激しい痛みを感じるトゲはイラガの幼虫の特徴である。(4)の糸を張って天幕状の巣を作るのはアメリカシロヒトリの幼虫である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。記述の体色の変化と群生はモンクロシャチホコの幼虫の特徴である。イラガの幼虫は黄緑色で毒のあるトゲを持つ。
- (2)適当でない。触れると激しい痛みを感じるトゲはイラガの幼虫の特徴である。アメリカシロヒトリの幼虫は若齢期に網状の巣を作る。
- (3)適当。チャドクガの幼虫の食樹・加害の仕方・毒毛の説明として正しい。
- (4)適当でない。天幕状の巣を作るのはアメリカシロヒトリの幼虫である。モンクロシャチホコの幼虫はサクラ類などを食害し,巣は作らない。
引っかけ:4種の説明が少しずつ入れ替えてある。痛いのはイラガ,かゆいのはチャドクガ,巣を作るのはアメリカシロヒトリ,赤褐色から紫黒色はモンクロシャチホコ。
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論点ページ:樹木の病害虫の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する