土壌の窒素と土壌水(有効水)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 土壌水のうち,植物が吸収可能な有効水には,土壌中の孔隙を移動する重力水と,土壌粒子表面に吸着している吸湿水がある。
解き方
- 植物が吸収できる有効水は,主に土壌の毛管孔隙に保持される毛管水である。重力水は速やかに下方へ排水されて利用されにくく,吸湿水は土壌粒子に強く吸着されているため植物は吸収できない。(4)が適当でない。
- 有機態窒素の無機化,根粒菌による窒素固定(ニセアカシア・ネムノキはマメ科),圃場容水量の定義は正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。有機態窒素は微生物の分解によりアンモニア態・硝酸態の無機態窒素となって吸収される。
- (2)適当。根粒菌はマメ科植物の根に共生して大気中の窒素を固定する。
- (3)適当。圃場容水量は重力水が排水された後に土壌が保持している水分量である。
- (4)適当でない。有効水は主に毛管水であり,重力水は排水されやすく,吸湿水は植物が吸収できない。
引っかけ:有効水は圃場容水量(pF1.8程度)と永久しおれ点(pF4.2)の間の水,すなわち毛管水と覚える。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する