土壌(腐植・団粒構造・土壌空気)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 土壌中の空気の組成は,大気に比べ,窒素の比率・二酸化炭素の比率ともに小さくなる。
解き方
- (3)が適当でない。土壌空気は根や微生物の呼吸によって酸素が消費され二酸化炭素が放出されるため,大気に比べて酸素の比率が小さく,二酸化炭素の比率は大気の数倍から数百倍と大きくなる。窒素の比率は大気とほぼ同じである。
- (1)の腐植は動植物遺体が微生物によって分解・再合成された暗色の有機物である。(2)の粘土や腐植は土壌粒子を結び付けて団粒構造をつくる。(4)の市街地では,コンクリートから溶け出すカルシウムなどの影響で土壌がアルカリ性に傾きやすい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。腐植は微生物による動植物遺体の分解と合成によってつくられる。
- (2)適当。粘土や腐植は土壌粒子を結合させ,団粒構造の形成に働く。
- (3)適当でない。土壌空気は大気に比べて二酸化炭素の比率が大きく,酸素の比率が小さい。
- (4)適当。コンクリート構造物や舗装の影響で,市街地の土壌は一般にアルカリ化する。
引っかけ:土壌空気は「酸素が少なく二酸化炭素が多い」。二酸化炭素まで「小さい」としたところが誤りである。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する