日本庭園(時代・様式と庭園名)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「日本庭園・西洋庭園」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日本庭園に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 安土桃山時代には,巨大な庭石や色彩豊かな色石などを多く使用した庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに,醍醐寺三宝院庭園がある。
解き方
- (3)が適当である。安土桃山時代には,武将の権力を示す豪壮な庭園が作られ,巨石や色彩豊かな色石が多用された。醍醐寺三宝院庭園は豊臣秀吉の「醍醐の花見」を機に作庭され,名石「藤戸石」を据えた庭園である。
- (1)の浄土式庭園の例は平等院庭園・毛越寺庭園などであり,龍安寺方丈庭園は室町時代の枯山水である。(2)の枯山水の例は龍安寺方丈庭園・大徳寺大仙院書院庭園などであり,平等院庭園は浄土式である。(4)の江戸時代の池泉回遊式庭園の例は桂離宮・兼六園・岡山後楽園などであり,天龍寺庭園は鎌倉時代末から室町時代初めに夢窓疎石が作庭した庭園である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。時代と様式の説明は正しいが,龍安寺方丈庭園は室町時代の枯山水式庭園であり,浄土式庭園の例は平等院庭園などである。
- (2)適当でない。平等院庭園は平安時代の浄土式庭園であり,枯山水式庭園の例は龍安寺方丈庭園などである。
- (3)適当。醍醐寺三宝院庭園は巨石・色石を多用した安土桃山時代の代表的な庭園である。
- (4)適当でない。天龍寺庭園は夢窓疎石による鎌倉時代末から室町時代初めの庭園であり,江戸時代の池泉回遊式庭園の例は桂離宮などである。
引っかけ:時代と様式の説明はすべて正しく,例に挙げた庭園名だけが入れ替えられている。浄土式は平等院,枯山水は龍安寺,桃山は三宝院,江戸の回遊式は桂離宮と組で覚える。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する