擁壁の形式(片持ばり式・重力式)の正誤
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.26の問題です。論点は「コンクリート・擁壁」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
擁壁に関する次の(イ),(ロ)の記述に関する正誤の組合せとして,適当なものはどれか。
(イ)片持ばり式擁壁は,たて壁と底版から構成され,たて壁にかかる土圧を利用して安定を図る形式の擁壁であり,杭基礎が必要な場合には適していない。
(ロ)重力式擁壁は,躯体自重により土圧に抵抗する形式のコンクリート製の擁壁であり,一般に高さ5m以下の擁壁として用いられる。
解答欄
正解
正解:(3) (イ) 誤 ― (ロ) 正
解き方
- (3)が適当である。(イ)は誤りである。片持ばり式擁壁(逆T型・L型)は,たて壁と底版からなり,底版の上に載る土の重量を利用して安定を図る形式である。基礎地盤が悪い場合には杭基礎とすることができ,杭基礎にも適する。
- (ロ)は正しい。重力式擁壁は躯体の自重で土圧に抵抗する無筋コンクリートなどの擁壁で,断面が大きくなるため一般に高さ5m程度以下に用いる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ)は底版上の土の重量を利用する形式で杭基礎にも適するので誤りである。
- (2)適当でない。(イ)は誤り,(ロ)は正しい。
- (3)適当。(イ)は誤り,(ロ)は正しい。
- (4)適当でない。(ロ)の重力式擁壁の記述は正しい。
引っかけ:片持ばり式は「底版上の土の重さ」,重力式は「躯体の自重」で安定させる。
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論点ページ:コンクリート・擁壁の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する