令和2年度 問題A No.16論点:植栽・移植重要度 A配点 1点未着手

造園樹木の根回し(方法・時期)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.16の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

造園樹木の根回しに関する記述のうち,適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 根回しの時期は,その樹種の移植の適期に行えばよいが,移植と比べて適期の幅が広く,一般的に厳寒と酷暑を避ければ行っても問題はない。

解き方

  1. (4)が適当である。根回しは移植の適期(春の萌芽前など)に行うのが最もよいが,移植に比べて樹木への負担が小さいため適期の幅が広く,一般に厳寒期と酷暑期を避ければ行うことができる。
  2. (1)の断根式根回しは側根を切るだけの簡易な方法で,浅根性・ひげ根性の樹種や比較的移植しやすい樹種に用いる。深根性・直根性の樹種には,太い根の一部を環状はく皮して残す溝掘式根回しを行う。(2)の環状はく皮は,形成層の外側の外皮と内皮(師部)を一般に幅10〜15cm程度環状にはぎ取り,葉でつくられた養分の下降を止めてはく皮部から発根を促すものである。(3)は常緑樹と落葉樹が逆であり,春に根回しをした落葉樹は同じ年の秋の落葉期から翌年の春先に,常緑樹は翌年の春から梅雨期に移植するのがよい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。断根式根回しは浅根性・ひげ根性の樹種に用い,深根性・直根性の樹種には溝掘式根回しを行う。
  2. (2)適当でない。環状はく皮は内皮(師部)も取り除いて養分の下降を止め,はく皮部からの発根を促すものである。
  3. (3)適当でない。常緑樹と落葉樹が逆であり,落葉樹は同じ年の秋から翌春,常緑樹は翌年の春から梅雨期に移植する。
  4. (4)適当。根回しは移植より適期の幅が広く,厳寒と酷暑を避ければ一般に行うことができる。
引っかけ:環状はく皮の目的は養分の流れを「止める」ことであり,「阻害しないように」は逆である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する