令和2年度 問題A No.14論点:植栽・移植重要度 A配点 1点未着手

剪定・生垣刈込みの位置(図)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.14の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

樹木の剪定の位置,及び生垣を刈り込む断面の位置を示した下図A,Bについて,適当なものを組合せたものはどれか。

なお,図中の- - - - - -は,剪定又は刈込みの位置を示している。

上段がA,下段Bの3組の図。左の列[切詰め剪定]:斜め右上に伸びる枝に芽が付いている。Aは芽の先端のすぐ上を枝の軸に直角に切る破線。Bは芽の先端のすぐ上から,芽と反対側に向かって枝の基部側へ斜めに下がる破線(芽の伸びる方向にほぼ平行な斜め切り)。中央の列[枝抜き剪定]:幹から斜め右上に分かれた枝。Aは幹に沿って枝の付け根のふくらみ(枝の襟)まで削り取るように幹と平行に入る破線。Bは枝の付け根の上側のしわ(ブランチバークリッジ)の外側から,枝の付け根のふくらみの外側へ斜めに入る破線。右の列[生垣刈込み(断面図)]:葉の茂った生垣の断面に台形の破線。Aは上が狭く下が広い台形(裾広がり)。Bは上が広く下が狭い台形(逆台形)。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) [切詰め剪定]B ― [枝抜き剪定]B ― [生垣刈込み]A

解き方

  1. (4)が適当である。切詰め剪定は,外芽のすぐ上で芽の伸びる方向に平行に斜めに切るBが正しい。Aのように芽の先端ぎりぎりで直角に切ると,芽が乾燥して傷みやすい。
  2. 枝抜き剪定は,枝の付け根の上側のしわ(ブランチバークリッジ)の外側から枝の付け根のふくらみ(枝の襟,ブランチカラー)の外側へ切るBが正しい。Aのように幹に沿って枝の襟まで削り取る切り方(フラッシュカット)は,傷口が大きく癒合しにくく腐朽が入りやすい。
  3. 生垣の刈込みは,下枝にも日が当たるように上部を狭く裾を広くした台形のAが正しい。Bのように上部が広い形では下枝が日陰になり,枯れ上がって裾が透く。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。切詰め剪定のAは芽の先端ぎりぎりを直角に切っており,枝抜き剪定のAは枝の襟まで削り取っている。
  2. (2)適当でない。生垣刈込みのBは上部が広い逆台形であり,下枝が日陰になって枯れ上がる。
  3. (3)適当でない。枝抜き剪定のAは枝の襟まで削り取る切り方であり,生垣刈込みのBも誤りである。
  4. (4)適当。切詰めは芽の上での斜め切り(B),枝抜きは枝の襟を残す切り方(B),生垣は裾広がりの台形(A)である。
引っかけ:枝抜きは「枝の襟(ブランチカラー)を残す」,生垣は「裾を広く」と覚える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する