造園樹木の支柱の選定
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.13の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
造園樹木の支柱に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 歩道の植樹帯に植栽する樹高3.5m,幹周0.15mのヤマボウシに添え柱支柱を用いた。
解き方
- (1)が適当でない。添え柱支柱(添柱形)は樹高の低い中木や小さな苗木に用いる簡易な支柱であり,樹高3.5m・幹周0.15mの高木には支持力が足りない。歩道の植樹帯では,通行の妨げにならない二脚鳥居型(添木付)などを用いる。
- 公園緑地工事数量算出要領の支柱の種類区分では,八ツ掛(三脚)(竹)は幹周20cm未満,十字鳥居は幹周30cm以上60cm未満の高木に用いる区分である。(2)(3)はこの区分に合う。(4)のワイヤー張り支柱は,大きな樹木を張りワイヤーで支える形式で,樹高7.0m・幹周0.6mの大木に適する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。添え柱支柱は中木などの小さな樹木用であり,幹周0.15mの高木には鳥居型などを用いる。
- (2)適当。竹3本の八ツ掛支柱は幹周20cm未満の高木に用いる区分であり,幹周0.18mに合う。
- (3)適当。十字鳥居支柱は幹周30cm以上60cm未満に用いる区分であり,幹周0.4mに合う。
- (4)適当。ワイヤー張り支柱は大径の高木に用いる支柱であり,樹高7.0m・幹周0.6mのケヤキに適する。
引っかけ:支柱の形式は樹木の大きさ(幹周)と植栽場所で選ぶ。歩道では八ツ掛のように支柱が広がる形式は通行の妨げになるので鳥居型を用いる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.12造園樹木の支柱(形式の選定)
令和8年度 問題A No.13造園樹木の剪定(時期・生垣・枝おろし・切詰め)
令和8年度 問題A No.14花芽分化と開花の時期(翌年開花の花木)
令和8年度 問題B No.25高木の移植(運搬・植え穴・施肥・水鉢)
令和8年度 問題B No.26溝掘式根回し(力根・環状はく皮・支柱・剪定)
論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する