突貫工事で工事原価が急増する原因
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.2の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
突貫工事に伴い工事原価が急増する原因に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) コンクリートの打設など,材料の一日当たり使用量が増加するため。
解き方
- (2)が適当でない。材料の一日当たり使用量は施工量に比例して増えるだけで,材料の単価が上がるわけではないので,工事原価が急増する原因にはならない。
- 突貫工事で原価が急増するのは,深夜手当など施工量に比例しない賃金の支払い((1)),材料の手配が間に合わず高価な材料を買うこと((3)),現場管理者の増員など施工量に比例しない費用の増加((4))などによる。
- (4)の現場管理者の増員は,一般に,突貫工事で間接費がかさむ原因の一つとされる。施工量に比例するかどうかを見分けの手がかりにする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。2交代・3交代の作業で深夜手当などが生じ,施工量に比例しない割高な賃金となる。
- (2)適当でない。材料の使用量は施工量に比例して増えるだけで,単価の上昇を伴わないので原価急増の原因ではない。
- (3)適当。材料の手配が間に合わず,割高な材料を購入することになる。
- (4)適当。短期間の施工量の増加に対応する管理者の増員などで,間接的な費用が割高になる。
引っかけ:「施工量に比例的でない費用」が原価急増の原因になる。施工量に比例して増えるだけのものは原因にならない。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する