引当金の設定要件(企業会計原則注解18)
これは建設業経理士2級 第37回(2025年9月7日(日)実施) 第4問 問1(配点 6点)の問題です。論点は「完成工事補償引当金・工事損失引当金など」(重要度B・解答の形は記号+表)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の引当金の設定基準について、( )に入れるべき最も適当な用語を下記の<用語群>の中から選び、記号(A〜S)で解答しなさい。
(1)( 1 )の特定の費用・損失であること
(2) その発生原因が( 2 )に存在していること
(3) その発生の( 3 )性が( 4 )いこと
(4) その金額の( 5 )が( 6 )的に行い得ること
- <用語群> A 暫定 B 確定 C 検証 D 見積り E 当期以前 F 翌期以降 G 前期以前 H 将来 J 過去 K 必然 L 可能 M 低 N 高 Q 合理 R 客観 S 主観
解答欄
正解
| ( 1 ) | H |
|---|---|
| ( 2 ) | E |
| ( 3 ) | L |
| ( 4 ) | N |
| ( 5 ) | D |
| ( 6 ) | Q |
解き方
- 企業会計原則注解18の文をそのまま思い出す。「将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合には、当期の負担に属する金額を当期の費用又は損失として引当金に繰り入れる」。
- 1 = 将来(H)、2 = 当期以前(E)、3 = 可能(L)、4 = 高(N)、5 = 見積り(D)、6 = 合理(Q)。
引っかけ:2 を「過去(J)」や「前期以前(G)」にしない。原文は「当期以前の事象に起因」で、当期の事象も含む。4 は「必然(K)」ではなく「可能性が高い」。
同じ論点の過去問
第39回 第1問 (4)完成工事補償引当金の取崩し(前期引渡工事の補修)
第38回 第2問 (3)賞与引当金の繰入額(支給対象期間の月割り)
第35回 第1問 (4)賞与引当金の取崩しと賞与の支給
第33回 第1問 (5)完成工事補償引当金の取崩し(補修工事の外注費)
第33回 第2問 (4)賞与引当金の計上額(支給対象期間の月割り)
論点ページ:完成工事補償引当金・工事損失引当金などの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第37回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第37回(2025年9月7日(日)実施) 第4問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する