完成工事補償引当金の取崩し(補修工事の外注費)
これは建設業経理士2級 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 (5)(配点 4点)の問題です。論点は「完成工事補償引当金・工事損失引当金など」(重要度B・解答の形は記号+勘定科目+金額)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>の中から選び、その記号(A〜X)と勘定科目を書くこと。なお、解答は次に掲げた(例)に対する解答例にならって記入しなさい。
前期に完成し引き渡した建物に欠陥があったため、当該補修工事に係る外注工事代 ¥500,000(代金は未払い)が生じた。なお、完成工事補償引当金の残高は ¥1,500,000 である。
A現金B当座預金C投資有価証券D建物E建設仮勘定F工事未払金G機械装置減価償却累計額H完成工事補償引当金J機械装置K別途積立金L繰越利益剰余金M社債N社債利息Q外注費R完成工事補償引当金繰入S有価証券利息T支払利息U火災未決算W保険差益X火災損失
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| H | 完成工事補償引当金 | 500,000 | F | 工事未払金 | 500,000 |
解き方
- 前期に引き渡した工事の補修費用は、前期末に完成工事補償引当金として見積計上済み。残高 1,500,000 ≧ 500,000 なので、全額を引当金の取崩しで処理する。
- 外注工事代は未払いなので、貸方は工事未払金 500,000。借方 完成工事補償引当金 500,000。
引っかけ:補修費用を外注費(当期の工事原価)にしない。引当金の残高が補修費用を上回っているときは、引当金を取り崩すだけでよい。外注費の未払いは「未払金」ではなく工事未払金。
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論点ページ:完成工事補償引当金・工事損失引当金などの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第33回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 (5)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する