完成工事補償引当金の取崩し(前期引渡工事の補修)
これは建設業経理士2級 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 (4)(配点 4点)の問題です。論点は「完成工事補償引当金・工事損失引当金など」(重要度B・解答の形は記号+勘定科目+金額)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下の<勘定科目群>から選び、その記号(A〜Y)と勘定科目を書くこと。
前期に引き渡した建物に欠陥があったため、当該補修工事に係る外注工事代 ¥180,000(代金は未払い)が生じた。なお、完成工事補償引当金の残高は ¥2,500,000 である。
A現金B当座預金C完成工事未収入金D貸倒引当金E投資有価証券F建物G機械装置H完成工事補償引当金J工事未払金K未払配当金L受取配当金M資本金N資本準備金Q利益準備金Rその他資本剰余金S完成工事高T外注費U労務費W完成工事補償引当金繰入額X投資有価証券評価損Y投資有価証券売却損
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| H | 完成工事補償引当金 | 180,000 | J | 工事未払金 | 180,000 |
解き方
- 前期に引き渡した工事の補修費は、前期末に完成工事補償引当金として見積計上してある。引当金残高 2,500,000 ≧ 180,000 なので、全額を引当金の取崩しで処理する。
- 外注工事代は未払いなので、相手科目は工事未払金。借方 完成工事補償引当金 180,000/貸方 工事未払金 180,000。
引っかけ:当期の費用(外注費 T や完成工事補償引当金繰入額 W)にしないこと。引当金を設定済みの補修費は引当金から充当する。代金未払いの外注代は「未払金」ではなく「工事未払金」。
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論点ページ:完成工事補償引当金・工事損失引当金などの要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する