株式の一部売却損益(取得時手数料と売却時手数料)
これは建設業経理士2級 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第2問 (3)(配点 3点)の問題です。論点は「有価証券」(重要度C・解答の形は金額)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の[ ]に入る正しい数値を計算しなさい。
B 社は数年前に C 社株式 5,000 株を経済関係を良好にする目的で 1 株 ¥300 で買い入れ、手数料 ¥13,000 とともに小切手を振り出して支払った。当期においてこのうち 2,000 株を 1 株 ¥420 で売却し、これに伴う手数料 ¥6,000 を差引後の手取額を当座預金に預け入れた。この取引に伴う損益は ¥[ ]である。
解答欄
正解
| 売却に伴う損益(売却益) | 228,800 円 |
|---|
解き方
- 取得原価 = 5,000 株 × 300 + 手数料 13,000 = 1,513,000。1 株あたり 1,513,000 ÷ 5,000 = 302.6。
- 売却した 2,000 株の帳簿価額 = 302.6 × 2,000 = 605,200。
- 手取額 = 2,000 株 × 420 − 6,000 = 834,000。
- 損益 = 834,000 − 605,200 = 228,800 の売却益。
引っかけ:取得時の手数料は取得原価に含める(1 株 300 で計算すると簿価 600,000 になり 234,000 で誤り)。売却時の手数料は手取額から引いて損益に反映させる。「経済関係を良好にする目的」の株式は投資有価証券だが、売却損益の計算方法は同じ。
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論点ページ:有価証券の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第35回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第35回(2024年9月8日(日)実施) 第2問 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する