社債の買入れ(端数利息の支払い)
これは建設業経理士2級 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 (3)(配点 4点)の問題です。論点は「有価証券」(重要度C・解答の形は記号+勘定科目+金額)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>の中から選び、その記号(A〜X)と勘定科目を書くこと。なお、解答は次に掲げた(例)に対する解答例にならって記入しなさい。
社債(額面総額:¥5,000,000、償還期間:5年、年利:1.825%、利払日:毎年9月と3月の末日)を ¥100 につき ¥98 で5月1日に買入れ、端数利息とともに小切手を振り出して支払った。
A現金B当座預金C投資有価証券D建物E建設仮勘定F工事未払金G機械装置減価償却累計額H完成工事補償引当金J機械装置K別途積立金L繰越利益剰余金M社債N社債利息Q外注費R完成工事補償引当金繰入S有価証券利息T支払利息U火災未決算W保険差益X火災損失
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | 投資有価証券 | 4,900,000 | B | 当座預金 | 4,907,750 |
| S | 有価証券利息 | 7,750 |
解き方
- 他社の社債を買い入れたので、資産の投資有価証券で処理する(自社が発行した「社債」ではない)。取得原価 = 5,000,000 × 98 ÷ 100 = 4,900,000。
- 端数利息は、前の利払日の翌日(4月1日)から買入日(5月1日)までの 31 日分。5,000,000 × 1.825% × 31日 ÷ 365日 = 7,750(1日あたり 250 円)。買い手が支払う端数利息は有価証券利息の借方で処理する。
- 支払額 = 4,900,000 + 7,750 = 4,907,750 を当座預金から支払う。
引っかけ:勘定科目群にある「社債」「社債利息」は自社発行のときの科目。買い入れた側は投資有価証券と有価証券利息を使う。端数利息の日数は 4月1日から買入日 5月1日までを数えて 31 日にする(30 日で計算すると 7,500 になり不正解)。
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論点ページ:有価証券の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第33回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する