公社債の買入れ(端数利息の支払い)
これは建設業経理士2級 第36回(2025年3月9日(日)実施) 第1問 (2)(配点 4点)の問題です。論点は「有価証券」(重要度C・解答の形は記号+勘定科目+金額)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、その記号(A〜Y)と勘定科目を書くこと。
公社債(額面総額:¥8,000,000 償還期間:5年 年利:1.46% 利払日:3月末日と9月末日)を額面 ¥100 につき ¥99 で 7月1日に買入れ、端数利息とともに小切手を振り出して支払った。
A現金B当座預金C完成工事未収入金D未成工事支出金E仮払消費税F未収消費税G投資有価証券H建物J建設仮勘定K仮受消費税L未払消費税M社債N資本金Q資本準備金R利益準備金S完成工事高T社債発行費U有価証券利息W支払利息X修繕費Y社債利息
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| G | 投資有価証券 | 7,920,000 | B | 当座預金 | 7,949,440 |
| U | 有価証券利息 | 29,440 |
解き方
- 取得価額 = 8,000,000 × 99 ÷ 100 = 7,920,000。償還期間5年の公社債なので投資有価証券(G)で処理する。
- 端数利息 = 前回利払日の翌日(4月1日)から買入日(7月1日)までの 92日分。8,000,000 × 1.46% × 92 ÷ 365 = 29,440。買手が売手に立て替えて払う利息なので、有価証券利息(U)の借方に記入する。
- 支払額 = 7,920,000 + 29,440 = 7,949,440。小切手の振出しなので当座預金(B)の貸方。
引っかけ:端数利息の日数は「前利払日の翌日から売買日まで」で数える(4月30日+5月31日+6月30日+7月1日の1日=92日)。年利1.46%は 365日で割り切れるように設定されている(1日あたり 320円)。社債利息(Y)は自社が発行した社債の利息であり、ここでは使わない。
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論点ページ:有価証券の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第36回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第36回(2025年3月9日(日)実施) 第1問 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する