音の性質(回折・マスキング・残響)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.6の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
音の一般的な性質に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 塀等の障壁の裏側に音が回り込む現象は,周波数の高い音のほうが起こりやすい。
解き方
- (1)が最も不適当である。障壁の裏側に音が回り込む現象(回折)は,波長の長い音,すなわち周波数の低い音のほうが起こりやすい。
- 周波数の高い音は波長が短く直進性が強いので,障壁による遮音効果が大きい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。回折は周波数の低い音(波長の長い音)のほうが起こりやすい。
- (2)適当。空気中の音波は,空気の粒子が進行方向と同じ方向に振動する縦波(疎密波)である。
- (3)適当。ある音が他の音によって聞こえにくくなる現象をマスキング効果という。
- (4)適当。残響時間はセイビンの式T = 0.161V/Aのとおり室容積Vに比例するので,仕上げ(吸音力)が同じなら容積が大きいほど長くなる。
引っかけ:低い音ほど回り込みやすく,塀では防ぎにくい。高い音ほど直進性が強い。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する