鉄骨構造の接合(高力ボルト・溶接)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.8の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造の接合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 溶接と高力ボルトを併用する継手で,溶接を先に行う場合は両方の許容耐力を加算してよい。
解き方
- (3)が不適当である。溶接と高力ボルトを併用する継手では,高力ボルトを先に締め付ける場合に限り両方の許容耐力を加算できる。
- 溶接を先に行うと,溶接の熱による変形で接合面の密着が悪くなり高力ボルトの摩擦力が期待できないため,全応力を溶接が負担するものとして設計する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。摩擦面はショットブラストなどで処理し,すべり係数0.45以上を確保する。
- (2)適当。完全溶込み溶接は全断面を溶け込ませ,母材と同等以上の強度とする溶接である。
- (3)不適当。加算できるのは高力ボルトを先に締め付ける場合で,溶接が先の場合は溶接で全応力を負担させる。
- (4)適当。隅肉溶接はのど断面のせん断で応力を伝えるので,許容応力度は母材の許容せん断応力度と同じとする。
引っかけ:「ボルトが先なら加算できる,溶接が先なら溶接のみ」と覚える。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する