基礎杭の種類と特徴
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.9の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
基礎杭に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 節部付きの遠心力高強度プレストレストコンクリート杭(節杭)は,主として,その先端の支持力によって上部構造からの荷重を支える杭として用いられる。
解き方
- 節杭は,杭の周面に一定間隔で節(突起)を設けたプレストレストコンクリート杭で,節によって周囲の地盤との摩擦抵抗を大きくし,主として摩擦杭として用いられる。主として先端の支持力で荷重を支える杭として用いるとした(3)が最も不適当である。
- ST杭は一端を拡径したプレストレストコンクリート杭で,拡径部を下側にした下杭として先端支持力を増すほか,拡径部を上側にした中杭として用い,その上に径の大きい上杭を継ぐことができる。(2)は適当である。
- (1)の鋼杭の腐食対策には,腐食しろとして肉厚を増す方法,塗装やライニングを行う方法などがある。(4)のSC杭は外殻鋼管にコンクリートを詰めた杭で,曲げ耐力と靱性が大きく,大きな水平力が作用する杭(上杭)に適している。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。鋼杭の腐食対策には,腐食しろとして肉厚を増す方法や,塗装・ライニングなどがある。
- (2)適当。ST杭は拡径部をもつ杭で,拡径部を上側にした中杭として使えば,その上に径の大きい上杭を継ぐことができる。
- (3)適当でない。節杭は周面の節で摩擦抵抗を高める杭で,主として摩擦杭として用いられる。
- (4)適当。SC杭は外殻鋼管にコンクリートを詰めた杭で,曲げ耐力と靭性が大きく,水平力の大きい杭頭部(上杭)に適する。
引っかけ:節杭=摩擦杭,ST杭=拡径部で先端支持力の増大,SC杭=水平力に強い(上杭)。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する