単純梁の点Eに生じる応力
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.9の問題です。論点は「構造力学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す単純梁ABにおいて,点C及び点Dにそれぞれ集中荷重Pが作用したとき,点Eに生じる応力の値の大きさとして,正しいものはどれか。

解答欄
正解
正解:(3) 曲げモーメントは,4kN·mである。
解き方
- 支点反力を求める。点Aまわりのモーメントのつり合いより,RB × 5 = 5 × 1 + 5 × 3 = 20 なので RB = 4kN,RA = 10 − 4 = 6kN(いずれも上向き)である。
- 点Eは点DとBの間にあるので,せん断力はB側から見て Q = RB = 4kN(大きさ)である。
- 点Eの曲げモーメントはB側から求めると M = RB × 1 = 4 × 1 = 4kN·m である。A側から求めても M = 6 × 4 − 5 × 3 − 5 × 1 = 4kN·m となり一致する。
- よって「曲げモーメントは4kN·m」の(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。点Eのせん断力の大きさは4kNである。
- (2)誤り。6kNは支点Aの反力(AC間のせん断力)の大きさである。
- (3)正しい。M = RB × 1m = 4kN·m である。
- (4)誤り。8kN·mは点Dの曲げモーメント(RB × 2m)の値である。
引っかけ:求める点より外側(支点に近い側)の力だけで計算すると速い。点EならB側の反力RBだけで済む。
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論点ページ:構造力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する