構造材料の力学的性質(ポアソン比・フックの法則)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.10の問題です。論点は「構造力学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
構造材料の力学的性質に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 熱による材料の単位長さ当たりの膨張長さの割合を,ヤング係数という。
解き方
- (2)が最も不適当である。熱による材料の単位長さ当たりの膨張長さの割合(温度1℃当たり)は線膨張係数である。
- ヤング係数は,弾性範囲における応力度とひずみ度の比(E = σ/ε)であり,材料の変形のしにくさを表す。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ポアソン比は,一方向の垂直応力による縦ひずみに対する横ひずみの比である。
- (2)適当でない。熱による単位長さ当たりの膨張の割合は線膨張係数である。
- (3)適当。弾性体の応力度とひずみ度が比例する関係をフックの法則という。
- (4)適当。曲げ応力度はσ = M・y/Iで,曲げモーメントMを断面二次モーメントIで除し,中立軸からの距離yを乗じて求める。
引っかけ:鋼とコンクリートの線膨張係数はほぼ等しい(約1×10⁻⁵/℃)ので,鉄筋コンクリートが成り立つ。
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論点ページ:構造力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する