コンクリートの試験(圧縮強度・スランプ)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.36の問題です。論点は「試験・検査」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの試験に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) スランプの測定値は,スランプコーンを引き上げた後の,平板からコンクリート最頂部までの高さとした。
解き方
- JIS A 1101により,スランプはスランプコーンを引き上げた直後に,コンクリートの中央部の下がりを0.5cm単位で測定した値である。平板からコンクリート最頂部までの高さではない。よって(3)が最も不適当である。
- 標仕6.9.3により,構造体コンクリート強度の1回の試験は,打込み日ごと,打込み工区ごと,かつ,150m³以下にほぼ均等に分割した単位ごとに行い,1回の試験の供試体は3個とする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。1回の圧縮強度試験の供試体は3個とする。
- (2)適当。1回の試験は打込み日ごと,打込み工区ごと,かつ150m³以下ごとに行う。
- (3)適当でない。スランプはコンクリート中央部の下がりの量であり,平板からの高さではない。
- (4)適当。コンクリートが偏って形が不均衡になった場合は,別の試料で新たに試験を行う(JIS A 1101)。
引っかけ:スランプ=「下がり」。スランプフローは「広がり」の直径。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.34フレッシュコンクリートの受入れ検査
令和7年度 後期 No.35ガス圧接継手の不合格圧接部の処置
令和7年度 前期 No.33トルシア形高力ボルトのマーキング
令和7年度 前期 No.34品質管理のための試験(工種と試験)
令和7年度 前期 No.35コンクリートの試験(供試体・スランプ)
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する