令和5年度 後期 No.29論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

事前調査(測量・近隣・埋蔵文化財)

これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.29の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

事前調査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 鉄骨の建方計画に当たり,近隣の商店や工場の業種について調査を行うこととした。

解き方

  1. 事前調査は,計画する作業の内容に応じて必要な事項を調べるものである。近隣の商店や工場の業種の調査は,精密機器を扱う工場や振動・騒音の影響を受けやすい店舗などの有無を把握し,振動・騒音を伴う作業(根切り・掘削,杭工事,地業工事など)の工法や作業時間帯を検討するために行う。
  2. 鉄骨の建方計画のための事前調査では,揚重機の設置場所や作業半径,搬入路と前面道路の状況(幅員・交通規制),架空電線や近隣の建物の状況,電波障害の範囲などを調べる。近隣の商店や工場の業種は建方計画との関係が少ないので,(1)が最も不適当である。
  3. 地積測量は敷地の境界を確定して面積を求める測量で,敷地境界と敷地面積の確認に用いる。平面測量は敷地内の建家・立木・工作物などの位置を平面図に表す測量である。根切り工事に先立ち,埋蔵文化財の有無(周知の埋蔵文化財包蔵地に当たるかどうか)を調査する。(2)〜(4)はいずれも適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)不適当。近隣の業種の調査は,振動・騒音を伴う掘削・杭工事などの計画のために行うもので,鉄骨の建方計画とは関係が少ない。
  2. (2)適当。地積測量により敷地境界と敷地面積を確認する。
  3. (3)適当。平面測量により敷地内の建家・立木・工作物の配置を把握する。
  4. (4)適当。根切り工事に先立ち,埋蔵文化財の有無を調査する。
引っかけ:近隣の商店や工場の業種の調査は「振動・騒音が出る作業(掘削・杭・地業)」と組み合わせて覚える。この試験では,掘削計画や地業工事と組み合わせた記述は適当,鉄骨の建方計画と組み合わせた記述は不適当として繰り返し出題されている。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する