令和7年度 前期 No.28論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

事前調査(排水・埋設物・山留め・建方)

これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.28の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

事前調査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 鉄骨の建方計画に当たり,近隣の商店や工場の業種について調査を行うこととした。

解き方

  1. (4)が最も不適当である。近隣の商店や工場の業種の調査は,精密機器を扱う工場や振動・騒音の影響を受けやすい店舗などの有無を把握し,振動・騒音を伴う作業(根切り・掘削,杭工事,地業工事など)の工法や作業時間帯を検討するために行うもので,鉄骨の建方計画との関係は少ない。建方計画の事前調査では,揚重機の設置場所や作業半径,搬入路と前面道路の状況,架空電線,近隣の建物の状況や電波障害の範囲などを調べる。
  2. (1)は,仮設排水を公共下水道に放流する場合,下水道が合流式か分流式かによって汚水と雨水を分ける必要があるかを確認する。(2)は,既存の地下埋設物の図面があっても実際の位置や規模と異なることがあるので,試掘で確認する。(3)は,前面道路や周辺地盤の高低差が山留めに作用する土圧(偏土圧)に影響するので調査する。いずれも適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。公共下水道が合流式か分流式かにより,汚水と雨水の区分が必要かを確認する。
  2. (2)適当。図面があっても位置や規模が実際と異なることがあるので,試掘で確認する。
  3. (3)適当。前面道路や周辺地盤の高低差は山留めに作用する偏土圧に関係する。
  4. (4)不適当。近隣の業種の調査は,振動・騒音を伴う掘削・杭工事などの計画のために行うもので,鉄骨の建方計画とは関係が少ない。
引っかけ:近隣の商店や工場の業種の調査は「振動・騒音が出る作業(掘削・杭・地業)」と組み合わせて覚える。この試験では,掘削計画や地業工事と組み合わせた記述は適当,鉄骨の建方計画と組み合わせた記述は不適当として繰り返し出題されている。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する