荷重及び外力
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.8の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 風圧力は,その地方における過去の台風の記録に基づいて定められた風速に,風力係数のみを乗じて計算する。
解き方
- 風圧力は,速度圧に風力係数を乗じて計算する(建築基準法施行令87条1項)。
- 速度圧は q = 0.6EV₀² で求め,E は屋根の高さや周辺の状況による係数,V₀ は過去の台風の記録などに基づいて地方ごとに定められた基準風速である。
- 基準風速に風力係数を乗じるだけでは風圧力は求められないので,(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。積載荷重は,床の計算用,大梁・柱・基礎の計算用,地震力の計算用で異なる値を用いる(令85条)。
- (2)適当。屋根面の積雪量が不均等となるおそれがある場合は,その影響を考慮して積雪荷重を計算する(令86条)。
- (3)適当でない。風圧力は,基準風速などから求めた速度圧に風力係数を乗じて計算する。
- (4)適当。地上部分の地震力は,その階が支える固定荷重と積載荷重の和に地震層せん断力係数Ciを乗じて計算する(令88条)。
引っかけ:風圧力 = 速度圧 q × 風力係数 Cf。基準風速 V₀ はそのまま使わない。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する