高力ボルト摩擦接合の締付け
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.22の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高力ボルト摩擦接合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) ボルトの締付けは,ボルト群ごとに継手の周辺部より中央に向かう順序で行う。
解き方
- 高力ボルトの締付けは,ボルト一群ごとに継手の中央部から周辺部に向かう順序で行う。
- 周辺部から締め付けると,板の中央部が浮き上がって密着せず,所定の摩擦力が得られないおそれがある。
- よって,周辺部より中央に向かう順序とした(4)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ナット側の座金は,内側の面取りがある側をナットに接する側(外側)にして取り付ける。
- (2)適当。ナット回転法で回転量が不足しているボルトは,所定の回転量まで追締めする(標仕 7.4.7)。
- (3)適当。ナットとボルトが共回りや軸回りを生じたボルトセットは,新しいものに取り替える(標仕 7.4.7)。
- (4)適当でない。締付けは,ボルト群ごとに継手の中央部から周辺部に向かって行う。
引っかけ:締付けは「中央から周辺へ」。座金・ナットは面取り側・表示記号側を外側に向ける。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.21トルシア形高力ボルトの締付け
令和7年度 後期 No.22鉄骨の建方(建入れ直し・仮ボルト)
令和7年度 前期 No.20鉄骨の錆止め塗装
令和6年度 後期 No.39高力ボルト摩擦接合の施工
令和6年度 前期 No.21鉄骨の加工(けがき・孔径・矯正)
論点ページ:鉄骨工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する