鉄骨構造の接合
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.6の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造の接合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 隅肉溶接は,母材の端部を切り欠いて開先をとり,そこに溶着金属を盛り込んで溶接継目を形づくるものである。
解き方
- 隅肉溶接は,直交又は重ねた母材の隅部に三角形状の断面の溶着金属を盛る溶接であり,開先はとらない。
- 母材の端部を切り欠いて開先をとり,溶着金属を盛り込む溶接は突合せ溶接(完全溶込み溶接など)である。よって(4)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。高力ボルト摩擦接合は,締付けによって生じる部材間の摩擦力で応力を伝える。
- (2)適当。普通ボルト接合は,軒の高さ9m以下,張り間13m以下,延べ面積3,000m²以下の建築物に限られる(建築基準法施行令67条1項)。
- (3)適当。高力ボルトを先に締め付け,その後に溶接する併用継手では,両方の許容耐力を加算してよい。
- (4)適当でない。記述は突合せ溶接の説明である。隅肉溶接は開先をとらない。
引っかけ:併用継手は「ボルトが先なら加算できる,溶接が先ならボルトは負担しないとみなす」と覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2鉄筋コンクリート構造の柱・梁の配筋
令和8年度 前期 No.7鉄骨構造の特徴
令和8年度 前期 No.8鉄骨構造の部材(ダイアフラム・裏当て金)
令和8年度 前期 No.9基礎杭の種類と特徴
令和8年度 前期 No.10荷重及び外力(積雪・積載・地震・風)
論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する