荷重及び外力(風圧力・地震力・積雪荷重)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.8の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 風圧力は,その地方における過去の台風の記録に基づいて定められた風速に,風力係数を乗じて計算する。
解き方
- 風圧力は,速度圧に風力係数を乗じて計算する(建築基準法施行令第87条第1項)。速度圧は q = 0.6EV₀² で,V₀は過去の台風の記録などに基づき地方ごとに定められた基準風速,Eは高さや周辺状況による係数である。
- 風速に風力係数を直接乗じるのではないので,(1)が最も不適当である。
- 地震力は支える荷重に地震層せん断力係数Ciを乗じ(令第88条),積載荷重は床用・大梁用・地震力用で異なる値を用いる(令第85条)。雪下ろしの慣習がある地方では積雪荷重を低減できる(令第86条第6項)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。風圧力は速度圧(基準風速から求める)に風力係数を乗じて計算する。
- (2)適当。地上階の地震力は,その階が支える荷重に地震層せん断力係数を乗じる。
- (3)適当。積載荷重は床・大梁・地震力の計算でそれぞれ異なる値を用いることができる。
- (4)適当。雪下ろしを行う慣習のある地方では積雪荷重を低減できる。
引っかけ:風圧力=速度圧×風力係数。速度圧の中に風速の2乗が入っている。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する