鉄筋コンクリート構造(スラブ厚・短柱・耐震壁)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.4の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 腰壁や垂れ壁が付いた柱は,地震時にせん断破壊を起こしにくい。
解き方
- 腰壁や垂れ壁が付いた柱は,壁の付かない部分(内法高さ)が短い短柱となる。短柱は剛性が高く地震力が集中し,曲げ降伏の前にせん断破壊を起こしやすい。よって(3)が最も不適当である。
- 対策として,柱と腰壁・垂れ壁との間に構造スリットを設けて短柱化を防ぐ。
- 片持ちスラブの厚さは持出し長さの1/10以上とし,コンクリートの長期許容圧縮応力度はFc/3である(建築基準法施行令第91条)。耐震壁は上下階で同じ位置に連続して設ける。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。片持ちスラブの厚さは持出し長さの1/10以上とする。
- (2)適当。コンクリートの長期許容圧縮応力度は設計基準強度の1/3である。
- (3)適当でない。腰壁・垂れ壁付きの柱は短柱となり,地震時にせん断破壊を起こしやすい。
- (4)適当。耐震壁は上下階で同じ位置に連続させると力の流れが明快になる。
引っかけ:「短柱はせん断破壊しやすい」。構造スリットとセットで覚える。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する