折板葺屋根のけらば包みの継手
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問3の問題です。論点は「屋根・とい」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
鋼板製折板葺屋根におけるけらば包みの継手位置は,端部用タイトフレームの位置よりできるだけ[a]ほうがよい。
また,けらば包み相互の継手の重ね幅は,最小値[b]mmとし,当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み,[c]等で留め付ける。
解答欄
正解
正解:(3) a 近い ― b 60 ― c ドリリングタッピンねじ
解き方
- 標仕 13.3.3(3)(エ):けらば包みは1m程度の間隔で下地に取り付け,けらば包みの継手の重ねは60mm以上とし,重ね内部にシーリング材を挟み込む。
- 継手は,一般に端部用タイトフレームの位置にできるだけ近づけて設け,ドリリングタッピンねじ等で留め付ける(めっき鋼板を溶接すると防錆層を傷めるので溶接接合はしない)。よってa 近い,b 60,c ドリリングタッピンねじの肢3が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。a・cは正しいが,重ね幅は60mm以上である。
- (2)適当でない。継手位置はタイトフレームに近づけ,留付けはドリリングタッピンねじ等とする。
- (3)適当。タイトフレームに近い位置で,重ね60mm以上,ドリリングタッピンねじ等で留め付ける(標仕 13.3.3)。
- (4)適当でない。重ね幅は60mm以上で,溶接接合ではなくドリリングタッピンねじ等で留める。
- (5)適当でない。継手位置はタイトフレームに近づけ,重ね幅は60mm以上である。
引っかけ:折板の流れ方向の重ね部の緊結ボルトの間隔600mm程度(標仕 13.3.3)と,けらば包みの重ね60mmを混同しない。
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論点ページ:屋根・といの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する